店長ブログ
WEDGWOOD社【カレンダータイル】
今回は、お気に入りのタイルを紹介します。
当店は英国アンティークアイテムの中では、どちらかというとマイナーな「アンティークタイル」も取り扱っています。
それも、かなりの数ですで、ほとんどが英国のヴィクトリア時代のアンティークタイルです。
あの有名なヴィクトリア時代の、です。
英国では昔からたくさんの会社でタイルが作られていますが、大半は会社名がタイルに残されていません。
その中で、タイルに裏印を入れて作っていた陶磁器で有名な会社のものがあります。
これからご紹介する【WEDGWOOD】や【MINTON】がそれです。
今までたくさんのタイルを見てきた中で、やはりこの2社のものは、いいです!
陶磁器の焼きとか、あまり詳しくわかりませんが、色艶が、他のものとどこか違うと感じます。
前置きが長くなってしまいましたが、今回ご紹介するアイテムは、その【WEDGWOOD】のブルー&ホワイトのタイルです。
女の子と男の子、姉と弟でしょうか、雨の中で傘をさして「これからどうしようか」と、困ったような感じの。
実はこのタイルの下の方に”April”とかいてあります。
日本では、4月というと桜が咲いて華やかな風景なのですが、イギリスではまだまだ冬の名残の季節なのでしょうね。
このシリーズは、1878年にHELEN MILES がWEDGWOODのためにデザインしたもので
1月~12月の12枚1セットで,「オールドイングリッシュ」シリーズと名付けられています。
各月ごとに違った風景が描かれています。
全てが子供のいる風景です。
人気のシリーズで、現在お店にあるものは、この ”April“と”May”の2枚だけです。
常に何枚かはあるのですが、未だに12枚同時に揃ったことはありません。
ちなみに、この様な写真を見つけました。
イギリスでは、このように、タイルは、暖炉のまわりを飾るのに、多く使われています。
“ファイヤータイル” と呼ばれています。
“May”のタイル
以前に、他の月のタイルも手に入れたのですが、今あるのは2枚だけです。
また手に入れば、ご紹介したいと思います。
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オーナー M